「思いは言葉に。」


このはてなサイトを開いた時、
真っ先に飛び込んでくる文字が

「思いは言葉に。」

この一文だ。

初めてこの言葉を目にした時、
はてなサイトというモノを運営されている方は
何て素敵なセンテンスを提供するのだろうかと
感動をしたものだ。

年末に近い数日間
書きたい事が沢山あったけれど、
書きたい事が沢山あり過ぎると、
一体何から書き始めれば良いのか解らなくなる。

まさにそんな状態が続いていたところ
ふと思い出したのが
この「思いは言葉に。」

ただ思いを言葉にすれば良いだけなのだ。
純粋に、ただ思いを言葉にするだけ。

何て簡単な作業であるのかと思う一方、
すらすらとそれが出来ないのは
きっと余計な感情を握りしめているから。

私は年末どうしても
メイウェザー那須川天心選手の試合について書きたかった。

しかし、
一体どのキーボードを押せばよいのか
いくら考えても言葉が上手く見つからないのである。

何故かと問われると、
素晴らしさを伝えたいのに
格闘技やボクシングに詳しいわけではないので
専門用語が何一つ分からず(浮かばず)
どう説明をすれば良いか分からなかったからである。

それに素晴らしさを伝えたいと思いながら
それを巧く表現出来なければ、
そのリスペクトする対象である方に
失礼になってしまい
申し訳なさが込み上げてくるからである。

そういった余計な感情を握りしめていると
(余計というのも大変失礼だが)

伝えたい事の一つも伝えられないので
素直に言葉にしてみたく思う。

そもそも300億円を稼ぎ出すといわれている
この50戦無敗のレジェンド、メイウェザー
テレビの前でタダで見られるなんて、
もはや私にとっては有難過ぎるを通り越して
奇跡のような時間であった。

メイはまるで日本に遊びに来たかのように
余裕ある振舞いを終始放ち、
それでいて最高に格好好いパフォーマンスをやってのけた。

試合というより
彼はエンターテイメントの一つとして成されたわけだが、

そのオーラたるもの、
いちいち全てが格好好かった。

試合後自分はトロフィー🏆を受け取らず、
天心選手にそれを差し出し、
天心選手を称える姿も
やはりレジェンドたる器の大きさを感じさせ、
偉大な人とは 器の大きさも偉大であると学ぶ。

また本当に強い人こそ、
なぜだかすごぶる優しいものである。

因みに少し逸れるが
メイもあのジョブズも誕生日が同じである。

やはり世界を制す人には
必ず何かしら共通点があるね。

そしてどちらも大好きな二人。

平成ももう終わってしまうけれど
この平成という時の中で
こんなにも偉大な方々を知る事が出来て
私は本当に幸せです。

最後になってしまいましたが、
那須川天心選手、お疲れ様でございました。
若くして果敢に飛び込む姿は本当に素晴らしかったと思います。

だって
きちんとしたボクシング経験を持たずして
誰が飛び込めるというの、あのメイウェザーに。

天心選手のファイティングスピリットに敬意を表して
拍手を贈らせて頂きます。
夢のような時間を本当に有難うございました☆