かつてあなたがそうしていたように。
令和元年、一日目は
いつも通り
お花を整え、お線香をあげ、手をあわせた。
『ありがとう』から始まる私の朝。
そしてまた夜にお線香を立て、
『ありがとう』で終える私の日常。
不思議と心はいつも穏やかに保たれている。
お線香を立てるというその行為は、
自然と自分の心も整える そんな時間となっている。
今日から新しくした令和のお線香(梅の香)は、
とても清々しく純粋な気分にしてくれる。
『人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ。
梅の花のように、日本人が明日への希望を咲かせる国でありますように』
この新元号に込められた想いが
そのまま反映されたかのような美しい香り。
誰かが悲しい想いをしている時には
優しく手を差し出せるそんな人間で在りたいと思った。
かつてあなたが あらゆる人へと そうしていたように。
令和へも しっかりと繋いで行きたいと思うよ。