仏眼相

先日帰省をしていた。

帰省の際、
もう何度聞かされたか分からない程
父がまるで武勇伝の如く語るエピソードがある。

結論からいくと
父が人食いバクテリアに感染し、
本来なら命を落とすところだった所を
私が偶然にも救ったというエピソードである。

父は会う度 会うたびに、
『自分の命は娘によって救われた』と語るのである。

『あの時、娘が一日早く帰省をしていなかったら
自分は死んでいた』
『あの時、娘が直ぐに電話で手配をしなければ
自分は死んでいた』という流れである。


因みに人食いバクテリアとは、2017年に
埼玉西武ライオンズ森慎二投手コーチが
命を落とした事で知る人も多いかと思う。


父の話に戻ると、4年前のお盆、
私は帰省をする予定だったのだが、
なぜだかその時 気が変わり予定より早く、
つまりお盆の前日に帰省をする事となる。

帰省をすると
仕事から帰宅した父の腕が腫れており、
熱っぽいのだと話す。

『明日からお盆で病院は休みだし、
様子を見ながらお盆が終わったら病院へ行く』
と父は話していた。

話せば長くなるので割愛するが
この男はなかなかの不死身体質なので
母は全く心配をする様子もなく、

『お盆はみんな帰って来るし
お盆が終わってから病院へ行けばいいよ』
と軽く受け答えていた。

父が特別しんどそうに見えたわけでもないのに
なぜだが私はその時 『急がなければならない』
という思いに駈られた。

それを説明せよと言われたら
"直感でしかない"

時刻は夕方の6時半を回っており、
病院は既に終了。
明日からお盆休みとなると更に病院もお休み。

ふと電話口を見ると、
その年の4月に亡くなった伯父(父の兄)の姿が
なぜだか視える。

不思議に思う間もなく、
『あ ❗やっぱり直ぐに時間外診療の電話だ』
と咄嗟に受話器を持ち、段取りを組んだ。

その後 直ぐに父は別の大学病院へと移り、
もしほんの少しでも遅れていたら
腕も切り落とし命も落としていた事となる。


私は特別 霊が視えるというわけでもないのだが、
全く霊感が備わっていない人よりは
僅かながらその能力を持ち合わせている方だとは思う。

なぜだか分からないけど、
直感で情報が入って来る事がしばしば起こる。

因みに両手親指には『仏眼相』
を持ち合わせている。

片手だけではなく、
両手はなかなか珍しいらしい。

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仏眼相の説明はこちら↓


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更に仏眼相を持ち合わせている者は
両手の仏眼をこすりあわせて願い事を念じれば
願い成就するとも言われております。

そんなこんなで
人よりは僅かにそういった気質を
生まれながら持ち合わせてはいるのだが、
一つだけずっと続けている事がある。

これは誰でも出来る事なので
もし、僅かでも視えない力を味方に付けたいと
思う方はご参考までに試してみて頂きたい。

何かというと眠る前に
亡くなった御先祖様の戒名を唱え、
今日一日を無事に過ごせた事の御礼を言うだけ。

もし悩みや相談がある場合も、
同じく御先祖様の戒名を唱え
心の中で相談をしてみて下さい。

私の場合、夢の中で答えを頂けたり、
ふとシグナルが送られてくる事があります。

というわけで、かれこれ何年も
祖父母、伯父伯母 大好きだった人々の戒名を
一人一人眠る前に唱え、
今日一日どんな風に自分が過ごしたかのご報告と
感謝を伝えるのが私の日課である。

これは一日足りとも怠った事がありません。

目の前の人の名前は何度聞いても覚えられないのに
戒名だけは一度見ると
完全にインプット出来るという、
なかなか気持ちの悪い能力を兼ね備えているのも
また私の特徴である。

今では葬儀に参列ともなれば
戒名を見る事を楽しみにしている有り様である。

一年前最愛の者を天国へと送り出す数日前も
実は亡くなった伯父からのシグナルをキャッチしていた。

結局命は救えなかったけれど、
シグナルをキャッチしていたのに
家へと連れ戻さなかった自分を残念に思う。

もし、直感に働きかける事があったり
これは完全に御先祖様からのシグナルだと理解する事があったならば、

その感じた事を素通りせずに、
その通りに動いてみると
必ず自分にとってベストな方向へと
導いて下さっている事に気付かされます。

この戒名を唱える行為は
おそらく経験をつめば
だんだんと多くのセレンディピティに気付く体質になっていくと思います。


信じるか信じないかはあなた次第